パグ男
なぐ
1つの取引所だけで登録してそこで売買をしていると、欲しいと思った時に欲しい通貨が買えないなどのリスクがあります。
そこで複数の取引所に登録してそのようなリスクを少しでも減らしていきましょう!
まず、簡単に取引所に複数登録することによるメリットとデメリットを紹介してその後くわしく一つずつみていくことにします。
取引所に複数登録するメリットこれだ!!
メリットはたくさんありますが、基本的には各取引所で取り扱う通貨やサービスなどが異なることによるものがほとんどです。
口座を作ることは無料なのでとりあえず口座を作っておけばメリットを享受できます。
- 欲しい通貨がない!という事態に陥らないで済む
- 取引所リスク(GOXなど)を減らせる
- 取引所の独自サービスを受けられる
- 分岐コインをもらえる可能性が増える
- 裁定取引ができる
取引所に複数登録するデメリット。管理が大変。
デメリットはあまりないのですが、基本的に取引所が複数になると管理の面でめんどくさくなることが増えます。
とりあえず、ビットコインだけを買うことしか考えていないという人は複数の取引所に登録する必要はなく、一つの取引所でビットコインの売買をすればいいと思います。
- 税金の計算が面倒になる
- パスワード管理がめんどうになる
- 資産管理がめんどうになる
結論としては「複数の取引所に登録したほうがいい!」ってことなんですが、もう少しメリットとデメリットを詳しくみていきます。
タップできる目次
仮想通貨取引所を複数登録するメリット
欲しい通貨がない!という事態に陥らないで済む
仮想通貨の各取引所は扱っている通貨がそれぞれ異なるので、複数の取引所に登録しておかないと自分が登録していた取引所に無い通貨が値上がりした場合どうすることもできず非常に悔しい思いをします。
「登録しておけばよかった~!!」と思っても何もできません。
悔しい思いをしないためにも複数の取引所にあらかじめ登録しておきましょう。
また、Zaifの”COMSA”やQUIONEXの”QASH”など特定の取引所でしか扱ってない通貨もあるのでそのような通貨が欲しい場合も複数の取引所に登録する必要があります。
国内の主要な取引所が扱っている主な通貨は以下の通りで、binanceやkucoinなどの海外の取引所は取り扱い通貨が100種類以上と非常に多いです。
欲しい通貨があったら登録しておきましょう。
取引所リスクを減らせる
取引所リスクとしては「ハッキングで仮想通貨を盗まれることやサーバーが落ちることにより売買ができず機会損失を被ること」が考えられます。
まず、ハッキングについてですが、これはどこの取引所に置いていても100%安全ということはなくハッキングされる時はされてしまうと思います。
ですので、複数の取引所に資産を分散させることによりすべての仮想通貨を一度に取られてしまうリスクを減らすことができます。
でも、リスクは減るといってもゼロになるわけではないので、より安全に資産を保有するためにはめんどくさいですが、取引所ではなくハードウォレットなどを使う必要があります。
また、取引所によってはサーバーがあまり強くないところもあるので、急激に価格が下落や上昇して「今すぐ売りたい!今すぐ買いたい!今すぐ!!」っていう重要な時に限ってサーバーが重くログインすらできないこともあります。
このリスクも複数の取引所に登録することで、こっちの取引所が重くてログインできないからこっちの取引所で売買しようなど選択肢が増えるメリットがあります。
取引所の独自サービスが受けられる
各取引所は仮想通貨の売買や入出金以外に独自のサービスをしているところがあります。
国内の取引所の独自サービスをみていきましょう。
ビットフライヤーの場合
ビットフライヤーではビットフライヤー経由で例えば「じゃらん」の申し込みを行うことにより商品の1%のビットコインがもらえるサービスがあります。
このサービスはビットフライヤー独自のサービスで、「じゃらん」以外にも「楽天市場」・「エポスカード」など取り扱い店舗は様々あるのでけっこう便利に使えます。
また、ビットフライヤーのアプリを使って、ビックカメラでビットコイン決済をすることも可能です。
Zaifの場合
Zaifの場合は「Zaifコイン積立」というのがあります。
Zaifコイン積み立てはあらかじめ金額を設定しておけば毎日少しずつ通貨を自動で購入してくれるサービスです。
相場に関係なく一定金額を買ってくれるので、変な欲が入らず考えて買うよりかえって投資パフォーマンスがよかったりします。
私もしていますが、一応黒字でまわっています。
coincheckの場合
coincheckでは「貸仮想通貨サービス」というのがあります。
このサービスは自分の持っている通貨をcoincheckに一定期間貸し出すことにより最高年率5%で戻ってくるというサービスです。
サービスが始まった時は人気でけっこうみんな貸出していました印象があります。
何もしないで仮想通貨の枚数が増えるのでガチホしてるなら貸出したほうがいいのですが、貸出期間中は資産の移動や売却などはできないので取引所リスクを考えて貸出期間を設定する必要があります。
分岐コインがもらえる可能性がある
最近はあまり話題にならないですが、ビットコインは分岐をけっこうするので複数の取引所に登録しておけば分岐コインをもらえる確率が高まります。
ビットコインから分岐した通貨としては”ビットコインキャッシュ”や”ビットコインゴールド”、”ビットコインダイヤモンド”などがあります。
これらの分岐した通貨はビットコインを持っていれば自動的にもらえるわけではなく、ビットコインを持っている取引所が「分岐した通貨を扱います!」と言ってくれないともらうことができません。
海外の取引所ではけっこう分岐コインを扱います!と対応を表明するところも多いので、分岐コインを積極的にもらいたい人は国内の取引所だけでなくbinanceなど海外の取引所も登録しておきましょう。
裁定取引ができる
裁定取引は英語で言えばアービトラージという取引ですが、簡単に言えば「価格が安い取引所で通貨を買って、価格が高い取引所で売ることにより儲けることができる取引」です。
仮想通貨の値段は需要と供給で決まっているので各取引所で微妙に価格が異なります。
この価格差を利用して儲けるためには複数の取引所に登録しておくことが必要です。
実際には価格差があっても、送金手数料や送金時間の問題があるのでけっこう価格差がないと難しいとは思いますが、取引所に登録している数がそのまま裁定取引のチャンスに直結するので裁定取引したい人は複数の取引所に登録しておきましょう。
裁定取引をするなら国内取引所のビットコイン価格などを一覧形式で見れる「コイン相場」というアプリが便利ですよ。
複数の仮想通貨取引所に登録するデメリット
税金の計算が面倒になる
複数の取引所に登録して売買をすると、それぞれの取引所で取引履歴をダウンロードして損益計算をする必要があり税金の計算がめんどくさくなります。
パスワード管理が面倒になる
複数の取引所に登録する場合、それぞれの取引所でパスワードが必要になるのでパスワードの管理が大変になります。
パスワード管理が面倒だからといって、同じパスワードを使いまわすと、一つの取引所でパスワードを盗まれた場合、すべての取引所で資産を盗られてしまう可能性があるのでパスワードの使いまわしには十分注意する必要があります。
また、パスワードについて盗まれないように管理することは重要ですが、意外な盲点としてメールアドレスについてもセキュリティを高めて管理しておく必要があります。
メールアドレスを盗まれるとパスワードを変更してログインできる可能性があるので、セキュリティをより高めたいひと必見!Googleの二段階認証を設定する方法で記事にしていますがGoogleの2段階認証も設定してセキュリティを高めておきましょう。
パスワードを管理するにはパスワードを自動で生成してくれるスマホのアプリ「password 3 lite」があるのでそういうのを使ってパスワード管理をしましょう。
資産管理が面倒になる
複数の取引所に登録をし、いろんな取引所で売買していると、ビットコインやイーサリアムなどを分散して持つことになるので資産を一元管理しないと自分の資産の推移がよくわからなくなってしまいます。
そういうときは「cryptofolio」を使えば資産の推移を一元管理できて便利なのです。
しかし、ガチホしているだけなら一度crypotofolioに持っている仮想通貨の数を入力してしまえばそれで終わりですが、売買を繰り返すと売買の度にcryptofolioに買った数や売った数を入力しなくてはいけなくなりけっこうめんどくさいことになります。
短期で取引を繰り返す行う人は、取引所のAPIを使って資産を管理してくれるcoinboardがおすすめです。
参考
自動仮想通貨ポートフォリオ管理ツールcoinboard
複数登録するといいオススメの取引所
なぐ
Zaif
通貨 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | ||
ネム(XEM) | ||
イーサリアム(ETH) | ||
ビットコインキャッシュ(BCH) | ― | |
モナ(MONA) | ||
ザイフトークン(ZAIF) | ― | |
ペペキャッシュ(PEPECASH) | ― | |
コムサ(COMSA) | ― |
Bitbank
通貨 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | ― | |
イーサリアム(ETH) | ― | |
リップル(XRP) | ― | |
ライトコイン(LTC) | ― | |
ビットコインキャッシュ(BCH) | ― | |
モナ(MONA) | ― |
QUIONEX
通貨 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | ― | |
イーサリアム(ETH) | ― | |
リップル(XRP) | ― | |
ビットコインキャッシュ(BCH) | ― | |
キャッシュ(QASH) | ― |