日本人が最も登録してる海外取引所はどこ?と聞かれれば、それは間違いなく「バイナンス」です。
仮想通貨取引をしている人達にバイナンスが選ばれる理由としては、以下のような理由が挙げられます。
- 海外取引所の中では一番手数料が安い
- 取り扱い通貨が豊富
- ハードフォーク通貨をサポートしている
- 登録が簡単
- 信頼できる有望な通貨を新規上場させている
一つ一つについては後で詳しく説明していきますが、このような理由でバイナンスは最も人気な海外取引所になっています。
海外の取引所を探している人はまずはバイナンスに登録しておきましょう。
この記事の目次
バイナンスの概要
バイナンスは元々は香港に本社をおいていましが、現在はマルタ島に本社を置く中華系の取引所です。
取引高は大きく、世界有数となっています。
その他のバイナンスの概要をざーっとみてみましょう。
バイナンスの概要
取り扱い通貨数 | 166種類(2018年11月14日時点) |
---|---|
対応言語 | 英語・中国語・韓国語・ロシア語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ベトナム語・トルコ語・オランダ語・ポルトガル語・イタリア語・ポーランド語(日本語には非対応) |
登録に当たって必要なもの | メールアドレスのみ |
取引の種類 | 現物取引のみ |
取引手数料 | メイカー:0.1%、テイカー:0.1%(※バインナンストークンを使えば実質0.05%) |
入出金手数料 | 入金:無料 出金:コインにより様々(詳しくはコチラを参照→バイナンス出金手数料) |
アプリ | 〇 |
ソーシャル |
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バイナンスの特徴
ハードフォークした通貨をサポートしてくれる
バイナンスはハードフォークしたすべての通貨をサポートしてくれます。
過去にはビットコインキャッシュ、ビットコインダイヤモンド、ビットコインゴールドのハードフォークに対応しており、バイナンスはこれから先のハードフォークについても対応していくものと思われます。
この記事を執筆している時点でビットコインキャッシュのハードフォークが話題になっていますが、日本の取引所は取り扱いを未定としているところが多いです。
ハードフォークコイン目当てでバイナンスに登録するというのひとつアリだと思います。
参考 Binance’s Policy On Any Future Bitcoin ForksBINANCE取り扱い通貨が多い
日本の取引所は6種類ぐらいしか扱っていないのに対してバイナンスは166種類の通貨に対応しています。
現在取り扱っている通貨は以下の通りです。
取り扱い通貨が非常に多く将来有望なコインも混じっていると思います。
しかし、海外取引所で見たこともないコインも多く取り扱っていることから怪しいコインまで扱ってちゃんとした取引所なのかなと思う人もいると思います。
このことに関してバイナンスのCEOがツイッターで発言しています。
We don't list shitcoins even if they pay 400 or 4,000 BTC. ETH/NEO/XRP/EOS/XMR/LTC/more listed with no fee. Question is not “how much does Binance charge to list?” but “is my coin good enough?” It’s not the fee, it's your project! Focus on your own project!
— CZ Binance (@cz_binance) August 11, 2018
上の発言を翻訳すると「私達はたとえ400BTC、4000BTCもらってもクソコインを上場させない。
ETH、NEO、XRP、EOS、XMR、LTCは無料で上場させた。
質問はバイナンスに上場するのにいくらかかりますか?ではなく私のコインはよいコインですか?であるべきです。
上場するための手数料の問題ではなくあなたのプロジェクトが良いかどうかです。
私達はあなたたちのプロジェクトに注目しています!(読みやすいようにちょっと意訳しています。)」
これを見るとお金を積んだからといって上場できるわけではなく、きちんとプロジェクトが評価されて上場されているようです。
ということは、バイナンスに上場されている通貨はプロの目からみて評価されたプロジェクトの通貨のみが上場しているので詐欺まがいの通貨を掴まされる可能性は低いと言えるかもしれません。


新規上場が多いので有望な通貨を手に入れられる可能性がある
日本の取引所では新規に通貨が上場されることはまれにしかありませんが、バイナンスでは1ヶ月に1~2件ぐらい新規に上場されています。
通貨の数だけリスクとチャンスがあるわけで、日本の取引所では新規上場がほとんどないので投資先がどうしても限られてしまいます。
バイナンスが見込んだ通貨ということで将来有望な通貨の可能性があり、上場した通貨はどんな通貨なのかチェックしておくといいでしょう。
また、バイナンスでは格付けレポートが掲載されているのでチェックするとおもしろいですよ。
満点評価はBTC、ETH、XMR、OMG、XRPなどが入ってました。
参考 Rating Report ListBINANCE取引手数料が安い
取引所名 | 取引手数料(メイカー/テイカー) |
---|---|
BINANCE | 0.1%/0.1%(BNBトークンを使えば0.05%) |
OKEx | 0.1%/0.15% |
Bittrex | 0.25%/0.25% |
Bitfinex | 0.1%/0.2% |
Houbi | 0.2%/0.2% |
バイナンスはBNBトークンを使えば海外取引所の中では一番安い0.05%で済みます。
但しこれは一年目だけなので注意しましょう。
二年目以降は手数料の割引率が変わってきます。
年数 | 一年目 | 二年目 | 三年目 | 四年目 | 五年目 |
---|---|---|---|---|---|
割引率 | 50% | 25% | 12.5% | 6.75% | なし |
年を追うごとに手数料が高くなりますが、一番高くなったとしても0.1%なので他の海外取引所に比べると十分安いと言えるでしょう。
上場手数料は全額寄付
バイナンスでは上場のための手数料を全額寄付することを上場ポリシーの公式文書で表明しています。
参考 Binance Listing Fee UpdateBINANCEこれは取引所としてのメリットではありませんが、仮想通貨取引所の運営として好感が持てるのではないでしょうか。
また、西日本豪雨災害でも1.5億円寄付してくれました。
金融庁から日本での営業行為をするなと言われて取引所での日本語対応をやめたのに1.5億円も寄付してくれるなんていい取引所です。
新規上場コインの投票制度
バイナンスでは毎月1回、「Community Coin of the Month」という上場させるコインを人気投票で決定するというイベントを行っています。
バイナンスに上場されると出来高の増加や価格が上昇するためユーザーの人達は自分の押しているコインに投票したりしています。
また、バイナンス側としてはユーザーから人気のあるコインを上場させることでユーザー数の増加につながり取引が活発になるためこのような制度を設けています。
投票するにはBNBトークンというバイナンスが発行している取引所通貨が必要になります。
1票で0.1BNBが必要になり複数の通貨への投票が可能になっています。
バイナンスで投票を行って自分が持っている草コインを上場させて爆益を狙いましょう。
バイナンスのデメリット
日本語のサポートがない
バイナンスは昔は日本語に対応していましたが、現在は対応していないので英語を読むか、Google翻訳を使うしかありません。
日本語対応がなくなったのは、バイナンスが日本の仮想通貨交換事業者に登録をしていないにもかかわらず日本語対応をしていたためです。
そのため、金融庁から日本人への投資の勧誘行為とみなされ警告を受けたため日本語対応をやめてしまいました。
日本語対応している取引所がいい人は、BitMEXやCryptoGTを使いましょう。
レバレッジ取引がない
バイナンスはレバレッジ取引がなく、現物取引のみを扱っています。
これは取引所の方針なので仕方ないですね。
レバレッジ取引をしたい人はBitMEXかCryptoGTを使いましょう。どちらも日本人に人気の取引所です。
日本円で直接入金できない
日本円で直接入金できないのはバイナンスだけのデメリットではなくどこの海外取引所も同じです。
日本の取引所でビットコインやイーサリアムを購入してバイナンスに送金し売買を始めましょう。
ビットコインやイーサリアムを日本の取引所で購入するなら送金手数料無料の「ビットポイント」が一番おすすめです。
BITPoint(ビットポイント)の手数料や口座開設方法を解説
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バイナンスへの登録方法
バイナンスへの登録方法 所要時間:5分
- STEP.1公式サイトにアクセス
こちらのボタンからバイナンスの公式サイトに移動します。
注意バイナンスでは一時偽のホームページに誘導してパスワード等を抜きとるフィシング詐欺が流行ったことがあったので、登録した後ログインするときは信頼できるサイトからログインしブックマークしてそこからいつもログインするようにしましょう。 - STEP.2パスワード等を入力
パスワードは他の取引所と同じのを使っているとハッキングされた場合に芋づる式にやられてしまう可能性があるのでアプリを使って、各取引所ごとにランダムにパスワードを生成しましょう。
私は「password lite 3」というアプリを使って管理しています。
仮想通貨パスワードを管理するアプリ「Password 3 Lite」の使い方!
また、メールアドレスでGmailを使っている人はGmailにも二段階認証を設定してセキュリティを高めておくとより安心です。
仮想通貨のメールアドレスの安全性を高めたいならGoogleの二段階認証を設定するべき!
- STEP.3メール認証
登録したアドレス宛てにメールが届くので、そのメールに記載されているリンクをクリックすれば登録完了です。
二段階認証の設定
- STEP.1二段階認証設定画面にアクセスする
自分のアカウント画面に行って「Google Authentication」をクリック
- STEP.2二段階認証のアプリをダウンロード
二段階認証アプリ「Google Authentication」を入れてない人はダウンロードしておきましょう。
- STEP.3二段階認証の設定
ダウンロードしたアプリでQRコードを読み取るかコードを入力して二段階認証を設定します。
- STEP.4バックアップキー
携帯を紛失したり機種変更したりした時に必要になる場合があるのでバックアップキーは大事に保管しておきましょう。
password 3 liteではパスワードと一緒に写真もロックをかけて保存できるので便利ですよ。
仮想通貨パスワードを管理するアプリ「Password 3 Lite」の使い方!
【仮想通貨】機種変更した時の二段階認証の移行の仕方
- STEP.5パスワードなどの入力
- STEP.6二段階認証の設定が完了
先程クリックしたGoogle Authenticationのところが「Disable」になっていれば設定完了です。
バイナンスへの入金方法
「Funds」をクリックして、「Deposits」をクリックします。
モザイクで隠しているところに入金アドレスが表示されるので、出金先の取引所で出金アドレスにコピペしましょう。
出金先の取引所で出金すれば完了です。
バイナンスからの出金方法
「Funds」をクリック、次に「Withdrawals」をクリックします。
入金先の取引所からアドレスをコピペして送りたい量を指定し、「Submit」を押せば出金完了です。
バイナンスの出金制限の解除方法
バイナンスでは登録したままの状態では1日2BTCまでの出金量制限がかかっています。
普通の人はそのままほっておいてもいいと思いますが、出金制限を解除することで100BTCまで出金することができるようになるので解除方法を紹介していきます。
自分のアカウント画面に移動して、赤枠の「Submit Verification Documents」をクリックします。
本人確認を個人としてするか企業としてするか選びます。ふつうは「Personal」でいいでしょう。
名前や住所などを入力していきます。
身分証明書をアップするサイトになるので「Start」をクリックします。
本人確認のために提出する書類を選びましょう。私は運転免許書にしました。
運転免許書をアップすれば申請完了です。審査に少し時間がかかるので少し待っておきましょう。
バイナンスの使い方
バイナンスの取引画面にはベーシックモードとアドバンスモードの2種類があります。
ベーシックモードは初心者向きのシンプルな画面
アドバンスモードは上級者向きでテクニカル分析などができる。
違いはテクニカル分析を使いながら取引するかどうかです。
ベーシックモード
アドバンスモード
バイナンスの注文方法
バイナンスの注文方法には「Limit」「Market」「Stop-Limit」の三種類があります。
日本語にするとこんな感じになります。
Limit = 指値注文
Market = 成行注文
Stop-Limit = 指値付きストップ注文
Limit(指値注文)
Limitを使う場合は価格と量を入力します。
量について%をクリックすることで保有割合に応じて入力することもできます。
Market(成行注文)
Market(成行注文)では量だけを指定して売買をします。
Stop-Limit(指値つきストップ注文)
Stop-Limit(指値つきストップ注文)は売り注文で使う場合が多いと思いますが、例えばStopで価格を70万と指定し、その下のLimit等で価格が70万になったら発動する注文を指定します。
Stop-Limitがなんの役に立つかというと寝ているときなど突然暴落が来た場合に備えて使うことができます。
バイナンスはアプリも便利


バイナンスは海外取引所にはめずらしくアプリがあるのでスマホしか持っていない人も便利に取引することができます。


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