仮想通貨取引所の二段階認証は絶対!バックアップを取る方法と設定の仕方を紹介

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仮想通貨取引所に登録したら同時に二段階認証も必ず設定するようにしましょう。

二段階認証を設定していないとハッキングされた場合に補償の対象にならないなど不利益を被る場合があります。

この記事では、二段階認証の設定方法、バックアップの取り方など、二段階認証について仮想通貨初心者に知ってもらいたいことをまとめています。

二段階認証はなぜ必要?

仮想通貨における二段階認証とは「仮想通貨取引所にログインする場合にメールアドレス、パスワードを入力したあとにさらに認証コードを入力しないとログインできない仕組み」のことをいいます。

図で説明するとこんな感じです。

二段階認証の仕組み

二段階認証の仕組み

引用:NTT西日本公式ホームページ

二段階認証を設定しておけば、もしメールアドレスやパスワードをハッキングされたとしても認証コードが必要になるため、不正ログインやなりすましてログインするのを防ぐことができます。

現在の仮想通貨取引所ではどこも二段階認証を設定できるようになっているので必ず設定しておきましょう。

二段階認証の設定の方法

次に、日本の主要な取引所での二段階認証の設定方法を説明していきます。

ビットフライヤーの場合

ビットフライヤー二段階認証の設定

引用:ビットフライヤー公式HP

ログイン後、設定からセキュリティ設定より二段階認証設定を変更するを選択して二段階認証を設定していきます。

コインチェックの場合

コインチェック二段階認証の設定

引用:コインチェック公式HP

取引画面の設定から二段階認証をクリックして設定するを押します。
コインチェックは動画でも説明しているのでこちらの方がわかりやすいと思います。

ビットバンクの場合

ビットバンク二段階認証の設定1

引用:ビットバンク公式HP

ビットバンクの二段階認証の設定2

引用:ビットバンク公式HP

取引画面右上の人型のアイコンからセキュリティのタブを出し、二段階認証を設定していきます。

動画もあるのでこちらの方がより詳しくわかると思います。

二段階認証のバックアップ方法

スマホを紛失して二段階認証のコードがわからなくなってしまうと最悪取引所に問い合わせして二段階認証を解除してもらう必要があります。

機種変更やスマホを紛失した場合に備えて、二段階認証のバックアップはしておきましょう。

他のスマホでQRコードを読み取っておく

コインチェックQRコード

引用:コインチェック公式HP

上の画像はコインチェックの場合ですが、どこの取引所でも二段階認証を設定する場合にQRコードが表示されます。

このQRコードを自分のスマホ以外のスマホでも読みこんでおきましょう。

機種変更の際に下取りにださず家に余ってるスマホを使うといいでしょう。

シークレットキーを保管しておく

コインチェックシークレットキー

引用:コインチェック公式HP

二段階認証を設定する場合にシークレットキーというものが表示されます。

けっこう無視しがちですが、スマホの紛失、盗難、機種変更した場合にシークレットキーが必要になるのでスクリーンショットして保存しておくか紙に書いて保存しておきましょう。

QRコードやシークレットキーをスクリーンショットしておく

QRコードやシークレットキーをスクリーンショットしてUSBに保管しておく方法でもいいでしょう。

USBを紛失したり、誤って画像を消したりしないように注意する必要がありますが、簡単にバックアップできるのでおすすめです。

Authyというアプリを使う

Authy

Authy
開発元:Authy Inc.
無料
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Authyというアプリを使えばワンタイムパスワードがクラウド上に保存されるのでスマホを紛失したりした場合でも大丈夫です。

しかし、クラウド上に保存されるためセキュリティ面ではやや不安があります。

仮想通貨を多額にもっている場合などは使わない方が無難かもしれません。

二段階認証を既に設定している場合のバックアップ方法

二段階認証を設定しているけど、バックアップをしていないという人もいるかもしれません。

そんな時どうしたらいいのかですが、二段階認証のバックアップをとるためのQRコードやシークレットキーはセキュリティ上の問題から設定するときにしか表示されません。

ですので、取引所にログインして、二段階認証を解除し、もう一度設定するときにQRコードやシークレットキーを保存してバックアップをとる必要があります。

めんどくさいですが、これしか方法はないと思うので既に二段階認証設定していてバックアップを取りたい人は取引所で再設定をしましょう。

二段階認証の設定してないと補償の対象にならない場合がある

二段階認証を設定しておけば、セキュリティが強固になりハッキングされにくくなるのはもちろんです。

しかし、それ以外に二段階認証を設定しておかないとハッキングされた場合に補償の対象にならない取引所があるのでみていきましょう。

日本の取引所で二段階認証を補償の条件にしているのはビットフライヤー、コインチェックです。

ビットフライヤーは補償の対象

ビットフライヤー補償対象者

引用:ビットフライヤー公式HP

不正な日本円出金とビットフライヤーは言っているので、仮想通貨が不正出金された場合は補償されないのかもしれません。

しかし、二段階認証を設定してアカウントクラスがトレードクラスであれば日本円の不正出金は補償してくれるそうなのでビットフライヤーユーザーは二段階認証をしっかり設定しておきましょう。

コインチェックも補償の対象

コインチェック補償対象者

引用:コインチェック公式HP

コインチェックは不正ログインされたことにより損害を受けた場合は二段階認証を設定しておけば補償してくれるみたいですね。

二段階認証をしていても盗まれる可能性がある

二段階認証を設定しておけばセキュリティは高まりますが、それで絶対安心というわけではありません。

上のツイッターの人は二段階認証を設定していても盗まれたみたいです。

このような人もいるので、メールアドレスにも二段階認証を設定しておく、パスワードは使い回さず英数字、記号などを使った複雑なものにしておくなど用心する必要があります。

Gmailを使っている人はGmailの二段階認証の設定の仕方の記事を参考にメールアドレスの安全性も高めておきましょう。

また、パスワードも使い回しなどせず管理する必要がありますが、なかなか大変ですよね。

私は「Password 3 Lite」の使い方の記事で紹介しているアプリを使っています。無料ですし使い方もシンプルでわかりやすいのでおすすめできます。

二段階認証以外の仮想通貨を守る方法

取引所の二段階認証を設定していてもハッキングされた場合のことを考えると怖いという人は仮想通貨を自分で管理する方法にしましょう。

具体的には、スマホウォレット、ペーパーウォレット、ハードウェアウォレットなどがあります。

いずれのウォレットも一長一短がありますので気になる人は以下の記事を参考にしてください。