ペーパーウォレットを作ろうと思ってるけど、メリットとデメリットが気になってると思います。
ペーパーウォレットのメリットは一言でいうとセキュリティが高いことで、デメリットは紙をなくすことがあります。
ペーパーウォレットの特徴やメリット・デメリットをよく理解してペーパーウォレットを使うかどうか決めましょう!
タップできる目次
ペーパーウォレットの特徴
ペーパーウォレットとは?
ペーパーウォレットとは紙にビットコインコインのペーパーウォレットなら「ビットコインアドレス」、「公開鍵」や「秘密鍵」のQRコードが印刷されてある紙のウォレットです。
ペーパーウォレットは一般的に紙で保管することからハッキングが難しく安全性が高いとされています。
公開鍵や秘密鍵ってなに??っていう方もいるかもしれませんが、銀行に例えるとイメージしやすく簡単に理解できると思います。
ビットコインアドレス、公開鍵、秘密鍵を例えると下の図のようになりますよ。
- 「ビットコインアドレス」は、ビットコインを送る宛先を表す口座番号
- 「公開鍵」はビットコインアドレスを作るために必要な身分証明書
- 「秘密鍵」は口座の所有権を証明する暗証番号
神様
新米くん
それは暗証番号に当たる秘密鍵ですよ!暗証番号は彼女にも言っていません!
暗証番号に当たる秘密鍵は大事じゃから誰にも見られないように厳重に保管する必要があるぞ。
神様
ペーパーウォレットのメリットは?
他のウォレットにはないペーパーウォレットのメリットについてみていきましょう。
安全性が高い
ペーパーウォレットの一番のメリットはなんといっても安全性が高いことですよね。
ネット環境に頼らず物理的に紙に印刷して保管するのでハッキングなんてできません。仮想通貨を保管するのに紙に印刷して保管するのが一番安全と言うのはなんとも皮肉な気もしますが。
新米くん
タダで作成できる
ネット環境に依存しないコールドウォレットとして、ペーパーウォレットのほかにハードウェアウォレットもありますが、ハードウェアウォレットは1万円ぐらいするのでちょっと考えてしまいますよね。
その点、ビットコインペーパーウォレットならタダで作成できるのでお手軽です。
作るのが簡単
ビットコインペーパーウォレットの場合は作成するのに10分もあればできるので作成がとっても簡単です。いつでも、何個でも作れます。
ペーパーウォレットのデメリットは?
人に盗まれる可能性がある
泥棒ならお金や貴金属を盗ると思うので、わざわざペーパーウォレットを盗む人がいるのか疑問ですが可能性の問題としてペーパーウォレットを盗めば出金することが可能です。
心配な人はたとえばビットコインペーパーウォレットを作る際に「BIP38」の暗号化をほどこして入出金する際にパスフレーズが必要な状態にしておいた方がいいですね。
紙をなくすと復元できない
ペーパーウォレットなので紙をなくしてしまうと元に戻せません。
引っ越しとかでドタバタしてペーパーウォレットをなくしてしまうと完全にセルフGOXです。
新米くん
紙の長期保管が難しい
ペーパーウォレットは紙に印刷して保管する必要がありますが、紙は劣化するので長期間保管することは難しいです。
紙は湿気や温度、紫外線などに弱いので、5年後10年後ビットコインが値上がりしたから喜んでペーパーウォレットを見てみたら紙が劣化して、QRコードもアドレスも見えなくなっている可能性があります。
セキュリティのために使い捨てる必要がある
ペーパーウォレットは紙に印刷して保管するので盗まれる危険性が少ないのですが、インポートする際にインターネットにつなぐ必要があります。
その際にハッキングされる可能性があるので基本的に使い捨てる必要があります。
めんどくさいですが、一度使ったら再び同じペーパーウォレットにインポートするのではなく新しいペーパーウォレットを再度作るようにしましょう。
資金を移動させるのが不便
ペーパーウォレットは紙に印刷された状態で保存されていて、ネットにつながっていないオフライン状態なので、資金を移動させるのがモバイルウォレットなどと比べてやや不便です。
資金移動を便利にしたい人はホットウォレットを使うようにしましょう!