不動産鑑定士試験の完全マップ【予備校選び・短答・論文・実務修習までを徹底解説】

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不動産鑑定士になるために必要な予備校選びの仕方から実務修習の内容までをまとめました。

不動産鑑定士になるための勉強をしているけど、どうやって勉強したらいいかわからない人から、不動産鑑定士に興味があって試験を受けてみようと思っている人まで役に立つまとめ記事です。

不動産鑑定士のなるまでの主な流れは以下の通りです。

不動産鑑定士の資格を取得するまでのながれ

この記事では不動産鑑定士になるまでに必要な各段階について私が実際に行っていた勉強法などを紹介していますので、順番に読んでいけばきっと合格できますよ!

予備校選び:TACとLEC自分にあう予備校をしっかり選ぼう

不動産鑑定士の予備校

不動産鑑定士試験は記述式試験ということもあり独学で合格することは困難です。

そこで予備校を選ぶ必要がありますが、現在不動産鑑定士を扱っている予備校は「TAC」と「LEC」の2校しかありません。

あなたにとってTACとLECどちらがいいのか費用面・合格実績などから比較してみましたので参考にしてみて下さい。

不動産鑑定士の予備校TACとLECの長所の比較 不動産鑑定士の予備校はTACとLECどちらに行けばいいのか?|合格者が選んだ

短答式試験:論文試験を見据えてしっかり勉強してれば怖くない

マークシート

試験実施日例年5月中旬の日曜日
受験資格特になし
願書配布例年2月上旬~3月上旬
試験科目【不動産に関する行政法規】
  試験時間:120分
  出題数:40問
  配点:100点
【不動産の鑑定評価に関する理論】
  試験時間:120分
  出題数40問
  配点100点
出題形式5肢択一式マークシート方式
合格発表例年6月下旬
合格基準総合得点で概ね7割
合格率平成29年合格率は32.5%
(※)短答式試験を合格した人は合格してから3回論文試験を免除されます。
ストライク3球でアウトということです。

短答式試験はマークシート方式のテストであり論文試験合格を目指して勉強すれば怖くありません。合格率も30%前後と比較的高いので繰り返し勉強すれば大丈夫です。

現役の不動産鑑定士が過去問(鑑定理論)の短答をしてみたら○点だった!

論文式試験の概要:最大の難関!しっかり勉強法を身につけよう

論文試験を受ける人

試験実施日例年7月下旬~8月上旬(土・日・月の連続3日間)
受験資格短答式試験に合格した人及び短答式試験に合格してから論文を受けるのが3回以内の人
試験科目『1日目』
【民法】
  試験時間:120分
  出題数:2問
  配点:100点
【経済】
  試験時間:120分
  出題数:2問
  配点:100点
『2日目』
【会計】
  試験時間:120分
  出題数:2問
  配点:100点
【不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題)】
  試験時間:120分
  出題数:2問
  配点:100点
『3日目』
【不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題)】
  試験時間:120分
  出題数:2問
  配点:100点
【不動産の鑑定評価に関する理論(演習問題)】
  試験時間:120分
  出題数:2問
  配点:100点
出題形式記述式
合格発表例年10月中旬
合格基準総合得点で概ね6割
合格率平成29年合格率は14.5%

不動産鑑定士試験で最も難関なのが論文試験です。

出題形式が記述形式であることから書くことを理解したうえで暗記する必要があります。

暗記する分量が非常に多く不動産鑑定士に合格するのをあきらめる人の多くがこの論文試験に受からないことによるものです。

私の暗記方法や勉強方法を記事にしていますのでしっかり対策をたてて勉強に取り組必要があります。

【完全保存版!!】TACの全国模試で3位をとった鑑定理論の暗記の仕方や勉強法 TACの全国模試で3位をとった不動産鑑定士試験『経済学』の手抜き勉強法。 eyecatch TACの全国模試で3位をとった不動産鑑定士試験『民法』の暗記の仕方や勉強法。

実務修習の概要:働きながら実地演習をこなすのが大変

面接を受ける人

step 1. 不動産の鑑定評価に関する講義
1年コース平成29年12月1日~平成30年3月31日
2年コース平成29年12月1日~平成30年10月31日
step 2. 基本演習
第1段階平成30年4月19日~平成30年4月21日
第2段階平成30年5月25日~平成30年5月26日
第3段階平成30年8月23日~平成30年8月25日
第4段階平成30年9月21日~平成30年9月22日
step 3. 実地演習
物件調査実地演習平成29年12月1日~平成29年12月31日
一般実地演習

平成29年12月1日~平成30年11月30日(1年コース)

平成29年12月1日~平成31年11月30日(2年コース)

step 4. 修了考査
記述の考査(多肢択一式及び論文式)平成 31 年 1 月中旬~1 月下旬
口述の考査平成 31 年 1 月中旬~2 月上旬
合格率平成29年合格率は85.2%

論文試験に合格したあと就職活動して不動産鑑定会社に就職し指導鑑定士のもと実務修習の段階へと入って行きます。

実務修習には1年コースと2年コースがありますが、実際は就職先に指定されることが多いと思います。

私も就職先に言われて2年コースで修了考査に合格しました。

働きながら実地演習をこなしていかなければならず、1年コースだと一般実地演習が大変で仕事がおろそかになるという理由で2年コースに指定されました。

1年コースで合格するには勤務時間内でも仕事が終わったら一般実地演習に取り組んでいいなど職場の理解がないとカリキュラムをこなして行くのは大変だと思います。

それでは「step 1. 不動産の鑑定評価に関する講義」から順番に中身を見て行きましょう。

不動産の鑑定評価に関する講義

「倫理及び責任の範囲」、「統計の基礎的知識」、「収益還元法」、「原価法」などの不動産の鑑定評価に関する実務についてeラーニングの形式で習得する課程です。

講義終了後は確認テストが行われます。

私の時はなかったかな??

はっきり言って講義を受けた記憶がまったくありません。

普通にしてたら問題ないと思います。

なぐ

基本演習

集合形式で、鑑定評価報告書の作成において通常採用される手順をグループごとに現地調査から鑑定評価書の作成までを行う過程です。

知らない人と現地調査から鑑定評価書の作成までを議論しながら作成するので少し緊張しながら名刺交換をしたりして一緒に作成した記憶があります。

なぐ

実地演習

不動産の鑑定評価に関する実務について、実際の対象不動産を前提に指導鑑定士の指導を受けながら鑑定評価報告書を作成する課程です。

あとででてくる修了考査の口述試験ではこの段階で提出した実地演習から1類型を任意に選択され、試験官と質疑応答をします。

働きながら実地演習をこなしていかなければならず、また各類型を提出する期限があるため実務修習のなかでは一番大変です。

提出期限に間に合わすために何度も本局の郵便局に駆け込んだ記憶があります。

なぐ

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