宅建から不動産鑑定士へダブルで資格をとろう!

宅建から不動産鑑定士へダブルで資格をとろう

不動産鑑定士に興味がある人は、まずは宅建をとってみてはどうでしょうか?

宅建はマークシート式の試験なので論述もある不動産鑑定士試験に比べると勉強時間がかなり少なくても合格できます。

また、宅建を勉強して得た知識は不動産鑑定士の試験科目である行政法規や民法に活かせるのでまずは宅建を勉強してみるといいでしょう!

宅建と不動産鑑定士の勉強時間の違い

宅建と不動産鑑定士の勉強時間の違い

宅建と不動産鑑定士では合格に必要な勉強時間が大きく異なります。

宅建はマークシート式の試験なのできちっと覚える必要がありません。

ですので宅建の勉強時間は100時間~200時間あれば十分でしょう。

毎日3~6時間勉強すれば1ヶ月で達成できる時間です。

 

一方、不動産鑑定士試験に合格するためにはどれくらい時間がかかるのでしょうか?

不動産鑑定士に合格するための時間は一般には2,000~5,000時間必要と言われています。

不動産鑑定士である私は約5200時間ぐらい勉強しました。

多すぎですよね!

勉強時間が宅建と不動産鑑定士試験では全然違うので宅建で一度勉強する習慣をつけてから不動産鑑定士試験に挑戦するというのもアリだと思いますよ。

私が実際に勉強した5200時間の内訳を書いているのでよかったら読んでみてくださいね!

eyecatch 【合格者が語る】不動産鑑定士試験の勉強時間はどれくらい必要?

宅建と不動産鑑定士の試験内容の違い

宅建不動産鑑定士
科目

マークシート方式(4肢択一式)

【内容】

宅建業法 20問

民法など 14問

法令上の制限 8問

税・その他 8問 

【短答式試験(マークシート)】

・不動産に関する行政法規

・不動産の鑑定評価に関する理論

【論述式試験】

1日目 民法・経済

2日目 会計・不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題)

3日目 不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題及び演習問題)

【実務修習】

合格率

15.6%(平成29年)

32.5%(平成29年短答式試験)

14.5%(平成29年論文式試験)

85.2%(平成29年実務修習試験)

すべて一回で合格できる可能性は4%

合格基準

概ね7割の正解

概ね7割の正解(短答式試験)

概ね6割の正解(論文式試験)

宅建はマークシート式の試験が一回あってそれに合格すれば宅地建物取引士になれます。

しかし、不動産鑑定士は3つの段階に合格しないと不動産鑑定士になれません。

まず、マークシート方式の短答式試験。

次に、記述式の論文試験。

最後に面接などもある実務修習。

この3つに合格してはじめて不動産鑑定士になれます。

難しいのはもちろんですが、不動産鑑定士になるまでけっこうな年月を要します。

私も勉強時代から含めると不動産鑑定士になるまで5~6年ぐらいかかっています。

宅建に比べると不動産鑑定士はヘビーです。

5~6年勉強しても合格できる保証なんてないわけで、そういう意味ではサクッと宅建をとってしまうのもありです。

不動産鑑定士の試験内容や勉強の仕方の詳しいことは以下の記事で解説しているので、ぜひ、読んでみてくださいね。

アイキャッチ 不動産鑑定士試験の完全マップ【予備校選び・短答・論文・実務修習までを徹底解説】

不動産鑑定士になると宅建は免除される?

不動産鑑定士に合格しても宅建は免除にならない

不動産鑑定士になったら宅建は免除されて自動的にもらえるかというとそんな制度はありません。

不動産鑑定士は弁護士や公認会計士と違って合格したら他の資格を自動的にもらえる制度がないのです。

不動産鑑定士に受かったら不動産鑑定士になれるだけです。

ちなみに、不動産鑑定士試験に合格していれば中小企業診断士の一次試験の「経済学・経済政策」は免除されます。

全部の資格を調べたわけではないですが、不動産鑑定士を合格して免除されるのは中小企業診断士ぐらいじゃないでしょうか。

不動産鑑定士に合格したら次は中小企業診断士もとってみてもいいかもしれまんせね。

 

不動産鑑定士になっても宅建を免除されることはありませんが、不動産鑑定士の試験に合格するぐらいならほぼ勉強しなくても宅建に合格することは可能です。

私は不動産鑑定士に合格した時に当時に宅建にも合格しましておきました。

登録すると高いので合格しただけで宅建の資格は持ってませんけどね。

ダブルライセンスはありか?

宅建と不動産鑑定士のダブルライセンスはありか?ですが個人的には「あり」だと思います。

不動産鑑定士は土地や建物の価格を算定することを仕事にしていますが、基本的には理論上の査定なので実際の売買の現場ではどうなのかがよくわかりません。

例えば、分譲住宅などでも実際にどれくらいの期間で売れるのか実体験として不動産鑑定士は持ち合わせていないように思います。

その点、不動産の仲介を行う宅建としても働いていると実際の売買の現場での肌感覚や顧客のニーズ、実際に市場の相場は上昇しているのか下落しているのかがわかるのではないでしょうか。

宅建と不動産鑑定士どちらとしても働くことで実際の現場と価格算定の理論が上手くかけ合わさっていい仕事ができるように思います。

宅建をとって不動産業者をしつつ不動産鑑定士として不動産鑑定をしている人もいますしね。

収入源の分散、リスクの分散にもつながるような気がします。

 

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