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COMSAのホワイトペーパ(以下WP)を読んでいたらcatapultに実装される機能の一つとして複合トランザクションのことが書いてあったので僕なりにまとめてみました。

朝山社長によるとこの部分は重要らしいです!

複合トランザクションとは
WPには「複合トランザクションとは、基本的には複数のトランザクションを一つのセットとしてとりまとめて、該当する当事者のマルチシグが完結した場合に、そのすべてを「同時」に決済できる機能である。」と書いてあります。
わかりにくいので、読みやすくすると「複合トランザクションとは、複数の取引をひとまとめにして、取引当事者の承認が終わったら、その取引をすべて同時に決済できる機能である。」と読めると思います。

マルチシグとはmultisignatureの略で、直訳するとたくさんの署名ですかね。複数の秘密鍵によって取引が承認されることでセキュリティ的には堅牢です。

WPでは注目すべき点として、アトミックスワップとしてすべて同時に決済できるという点をあげています。

そもそも、従来相対でbitocoinとnemを交換しようとしたら、持ち逃げされる可能性がありました。bitocoinを送ったけどnemが送らせてこないなど。なので、通常、取引所という仲介人を介して取引をしていました。取引に認識の齟齬やなにか問題が起こったら取引所が取引を取り消していました。しかし、この仕組みでは取引所の判断で取引が成立するか否かが決まりトラストレスとはいえません。そこで、アトミックスワップという仕組みを使うことによって、取引所を介することなくトラストレスに取引を成立させることができます。アトミックスワップとは第三者を介することなく異なるチェーン間で秘密鍵を利用することによりcoin交換を実現する方法です。
具体的なアドミックスワップの手順は25歳海外駐在員の暗号通貨ルポから引用させて頂きます。
    1. AliceがBobにBitcoinを渡すトランザクションを作成する。但し、このトランザクションを使用するにはBobの署名と、Aliceが持つ秘密情報 (X)が必要 (BTC Pay Transaction)
    2. BobがAliceにLItecoinを渡すトランザクションを作成する。但し、このトランザクションを使用するにはAliceの署名と、Aliceが持つ秘密情報 (X) が必要 (LTC Pay Transaction)
    3. LTC Pay TransactionをAliceが使用して、AliceはLItecoinを手にいれる。このとき、Aliceの持つ秘密情報 (X) もブロードキャストされる
    4. BTC Pay TransactionをBobが使用して、BobはBitcoinを手にいれる
アトミックスワップは第三者を介在させることなくどうやって確実に情報や貨幣を交換するかという、ネットワークセキュリティの話だと思われます。
具体例
WPではアリスとボブが取引を行う例が出ています。
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【取引内容】
アリスはボブに1BTCを送って、ボブから30万円欲しい。
反対に、ボブは30万円を送って、アリスから1BTCが欲しい。
二人ともnemを持っていないため手数料を払うことができず、nemブロックチェーン上での取引ができない。

【複合トランザクションを使う】
  • アリスはzaifに送金手数料の肩代わりをしてもらうため0.001BTCを送る
  • zaifが肩代わりしてnemで1nem取引手数料を支払う。
  • アリスはボブにBTCを送る。
  • ボブはアリスに円を送る。
それぞれの取引はアトミックスワップにより第三者を介することなく複合トランザクションとしてすべての取引を一つのものとして同時に実現されます。
複合トランザクションにより、アリスとボブはnemがなくてもnemのブロックチェーン上で、BTCと円を交換することができましたし、取引に取引所も介していません。この点が斬新らしいです。
また、取引が増えたとしてもcatapultの処理能力はXRPの4倍の毎秒4000件を処理できるので、スケーラビリティ問題も発生しないと思われます。仮想通貨は実際に使用するとなると処理速度の問題でいつもつまずきますが、nemにはこの心配は少ないのではないでしょうか。
トレスト先生がお宝文章として紹介されているなかの、この新機能とは複合トランザクションのことです。まずmijinからですね。
マナ先生もNEMに期待してますね。僕は保有資産の90%ぐらいnemなので準備バッチリです!

今後のnemの普及が進むといいですね。


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